ライブラリの使い方
概略
ここのサイトでダウンロードしたライブラリファイル(*.kubf)をプロジェクトで使うときの手順を説明します
手順
例としてリングバッファのライブラリ(RingBuf.kubf)を使って手順を説明します
1:
ツールボックスの「ユーザファンクションブロック」で右クリックしてメニューのインポートを選択してダウンロードしたファイルを選択します
2:
ファイルが読み込まれたら「ユーザファンクションブロック」の下に「RingBuf」フォルダが作成されてRingBufGetとFingBufPutのファンクションが追加されます
3:
ラダーの使用したい箇所へファンクションをドラッグして[はい]でインポートします
4:
インポートが完了するとファンクションがラダーに挿入されます
ファンクションブックの場合
ファンクションブロックをインポートするときは変数名を登録(インスタンス登録)するダイアログが表示されます
(例:ModbusTCPClient_Commandの場合)
ユーザファンクションブロックの削除
インポートしたライブラリをユーザファンクションブロックから削除する方法がマニュアルで見つけられなかったのですが
エクスプローラでプロジェクトのフォルダにあるライブラリのフォルダを削除したら削除できました
ファンクションブロックとファンクションの概略
ファンクション
ファンクションは実行条件がONのときに内部のコードが実行されます
内部のコードの実行が終わったら元のラダーに戻ります
MOVE命令などと同じようにその時だけ実行されるのでファンクション内部のメモリは意識する必要はありません
ファンクションブロック
ファンクションブロックは実行条件の状態にかかわらず内部のコードが常に実行されます
そのためファンクションブロック内部のメモリ(変数)は常に確保する必要があるためファンクションブロックのインスタンスが作成されます
インスタンスには固有の変数名(インスタンス名)を付けることになります
